物語

幼なじみ……通学の電車がいつも同じ、でお互い意識していた人……何かと縁がある人……運命を感じて、いつまで経っても頭の中にいる人……そんな人たちが、ある日突然目の前に現れた。

──夢トランスの発生によって。

夢トランスとは、あまりに多量の情報が氾濫する社会で、情報を処理しきれなくなった人々が、情報を整理するために必要な睡眠から目覚められなくなる・・というもの。

東京近郊の海のある街。あなた(主人公)は天才科学者で特別医療研究所の職員である柊(ひいら)木(ぎ) 響(ひびき)の元、助手のアルバイトをしている大学生。

ある日、響から夢トランスの話を打ち明けられたあなたは、その治療を手伝って欲しいと頼まれる。そして最初の患者を紹介され、衝撃を受ける。患者はあなたが、誰よりもよく知っている女の子だった。

響によれば、夢トランスの治療には、人々が何かを考えたり、思いを巡らせる時に発生する思念エネルギー、通称「記憶のカケラ」が必要とのこと。

あなたは、あらゆる場所に潜在する記憶のカケラを集めるために、街へと繰り出す──。